Kaku Ito's Blog

今朝撮影した撮れたてを軽く編集し、カラーグレイディングし、暑中見舞い映像としてお届けします。

使用したカメラはSony α NEX5とレンズ三種、ボーゲンイメージング様のご厚意でマンフロット701HDVを試させていただきました。素材はファイナルカットプロで取り込み、MXO2 MAXを通じてTV LogicのLVM-173W(波形モニター機能も利用)とパナソニックのプラズマテレビTH-P42V2で編集時、Apple Colorでのグレイディング時にモニタリング、そして完成したクリップをMatrox MXO2 MAXの高速H.264エンコーディングで圧縮してYoutubeに1080でアップロードしました。1080のProres 422HQ素材を1080のH.264に変換するのは大凡実尺と同じでした。

  • Sony α NEX-5
  • 16mm F2.8 w/ND4
  • 18-55mm F3.5-5.6 w/ND4
  • Sigma 50-200mm F4-5.6 SMC w/ND4
  • Manfrotto 701HDV video head (special thanks to Toyoki Nagai/Bogen Imaging Japan)
  • Edited with Final Cut Pro with Matrox MXO2 MAX, TVLogic LVM-173W and Panasonic TH-P42V2
  • Color graded with Apple Color with Matrox MXO2 MAX, TVLogic LVM-173W and Panasonic TH-P42V2
  • Online editing with Final Cut Pro with Matrox MXO2 MAX, TVLogic LVM-173W and Panasonic TH-P42V2
  • Compressed with Apple Compressor with Matrox MXO2 MAX H.264 acceleration

フェイスブックで日々情報を更新していますので、そちらもご覧下さい。

レンズ交換式のCMOSビデオカメラリリースを前にして、ムービーの撮れる世界最小のデジタル一眼NEX~5の検証を開始しました。主にMatrox製品との検証をご紹介して行きます。

リアルタイムに情報を読みたい方はfacebookでどうぞ。

今日はショートショートフィルムフェスティバルのアウォードセレモニーに行ってきます。Rock R|Cで提出したショートフィルム"Another Tea?"が入選して、映画祭期間中に上映されていた訳ですが、今晩が受賞の発表になります。優秀な作品が多いので、入賞できるかは分かりませんが、セレモニーを楽しんできます。

ところで昨日高橋敬子さんにお誘い頂いてWetaのワークショップを見てきました。初心者でも業界人でも楽しませる内容で、ポジティブにシネマメイキングを生きているWetaの創立者達の話は非常に面白かったです。

その時に別所哲也さんとも再会して(ヴァシェロンの式典で一度お会いしています)、RED ONEの事も話しました。しかしかっこいい人です。

皆さんも是非来年はショートショートフィルムフェスティバルに参加してください!

アップルインサイダーで投稿されたのがこの噂。

Steve Jobsが”われわれは世界最大のモバイル会社”と言った時から、もうハイエンドには興味が無いのだなと悟りました。

自分はひとまずMedia Composer 5にシフトします。

アップデイト:そんなことはありません、とアップルのスポークスマンが応対。でもMedia Composer 5も使い始めます。

明日大手ラボ向けにデモがある為、一緒に持って行くTVLogic LVM-243WをCalmanでキャリブレイトしました。最新のプラズマの様な良好な暗部表現は得られませんが、判断できるくらいの諧調とバランスはキャリブレイトすれば得ることができます。しかし反対にLVM-243Wで良いところは解像度感とマッハバンドの無いスムースさです。最新のプラズマは、動きのない部分の諧調は奇麗ですが、グラデーションがある画で、その部分の光の諧調変化が有ると、マッハバンドが出てしまうことがあります。これが現段階でのプラズマの弱点ですね。しかし、制作用にせよ、観賞用にせよ、6500K、Gamma2.2(ガンマはアンビエントにもよりますが)の基準値に、複数のディスプレイをあわせられると非常に気分が良いです。

お伺いすると言って、まだ訪問できていない千駄ヶ谷のA社様にも来週くらいに行ければ良いのですが。

ところで、6500Kって黄色かったり、赤っぽかったりするとお考えですか?ディスプレイ製品のファクトリーディフォルトの6500Kはそんな印象をお受けになるかもしれませんが、全域に渡って正しく6500Kに設定されたものは決してそんな事はありません。日本は9300Kよりに設定されているという都市伝説も良く聞く話ですが、HDの基準は6500Kです。正しくキャリブレイトすれば、世界的な基準値を守って制作できます。是非お気軽にご相談下さい。

TH-P42V2もいい感じになったので、前回キャリブレイトしてから1ヶ月程になるTH-65PF12もサイキャリブレイトしました。こちらはさすがプロフェッショナルモデル。全域のRGBもガンマカーブもあまり突拍子もない事は起こりません。難なくキャリブレート。一層マスモニに近くなったかな。

昨日一日Matrox MXO2 LE MAXからのHDMI出力でビエラのキャリブレーションをCalman/Klein K10で追求してみました。民生モデル一般の事ですが、極悪”ダイナミックモード”以外でも色温度が高い、サチュレーションが高い、コントラストが高い、という方向性になりつつ有るなと感じています。以前はプリセットの”スタンダード”は比較的マイルドな設定内容でしたが、昨今のモデルはこのスタンダードもハイコントラスト且つ色温度が高めになっている事が多いです。このビエラTH-P42V2もそうで、キャリブレーションセッションを通じで用意されたプリセットは全て味のついた観賞用で、制作でリファレンスを取れる物ではない事が分かりました。

キャリブレーションではビエラの制御できるパラメターを全て使いたいので、画質設定のプリセットで、シネマ、ユーザー、リビングのいずれかを使います。その他のスタンダード、オート、ダイナミックは、微調整ができないプリセットなので、これは使いません。シネマ、ユーザー、リビングは全て同一にもできる為、名称は気にしないで利用します。CalmanとK10でキャリブレートした結果、REC709基準でガンマ2.2にする為には、それぞれのプリセットの初期状態からかけ離れた設定になります。これはこのモデルが特に黒の表現に於いて色々処理をしているからと思われますが、ビエラのガンマ設定2.2だと、幾ら頑張ってもスムーズな2.2のカーブに調整できなかった為、色々苦労した結果ガンマ設定を2.4にしてコントラストを下げ、黒レベル(ブライトネス)を上げるという調整が一番良く働きました。また色の濃さ(サチュレーション)が初期状態では非常に高く、-20に下げて初めて適性のサチュレーションになりました(これで初めてガマットも基準値に近くなりました)。キャリブレーションセットが無ければ、先ずここまで思い切ってされる事はないですよね。色温度もRGBゲインとRGBカットオフで高域と低域を別々に調整できる事にはされていますが、実はカットオフの働き方があまり正確ではなく、低域のみの調整をしているつもりが、かなり広域でも変化してしまう事が分かりました。RGBのバランスは、ピクチャー(コントラスト)や黒レベル(ブライトネス)を変えるだけでも変わってしまうので注意が必要です。常に行ったり来たりをして、バランスの良い調整が行われる様にします。

こうした苦労の結果、やはり液晶パネルでは得られない良好な諧調は得られる様になりましたが、趣味趣向を避けた、基準点を見いだすには、そこそこ苦労はしました。良いモニター程、基準点を見いだすのが楽なのですが、TH-P42V2は所詮20万円位で買えるパネルですから、キャリブレーションによってこれだけのバランスにできるのであればお薦めはできると思いますが、仕事で使うにはキャリブレーションが必須です。

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