Suguru Yoshida's Blog

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6月にソニーさんから発売になったAPS-Cイメージセンサー採用のミラーレス一眼カメラNEX-5。この製品が発表になったときに予告されていた動画撮影に特化した製品が米国ソニーからNEX-VG10として正式発表になりました。今年のNABでパナソニックさんが同じ切り口でマイクロフォーサーズマウントを使用したムービーカメラを発売すると発表されてましたが、ソニーさんに先をこされてしまった格好。でも発売は9月からとの発表なので、それまでにパナソニックさんの頑張りでガチンコ勝負になるかもしれないですね。

このカメラは一言でいうとシネマトリカルな被写界深度の浅い映像を撮影するのに特化したといえる製品です。もちろんそれだけではないですがキヤノンさんのEOS Movieが重用されるきっかけはこれでしたのでそう考えても外れてはいないと思います。その絞りを司るレンズですが、SONY純正のEマウントレンズは非常にキレがよくとても周辺部まで行き届いた優れた描写が好印象ですが、私が注目したいのは、デジタル時代以前のレンズの再利用なんですね。シネマトリカルな表現は被写界深度の制御だけではないです。演出目的に応じて様々なレンズをこのカメラは簡単に駆使することが出来ます。それを実現するのが宮本製作所さん(http://www.rayqual.com/)のレンズマウントアダプターです。
MountAdaptor
このちっさなリングを使用することで、ソニーEマウントにライカMマウントはもちろんキヤノンFL、FDにニコンFマウントのレンズが動画撮影に使用できるようになります。なのでこれらのレンズを生かした演出と絵作りが可能になります。最近の設計であるMマウントのCarl Zeissやフォクトレンダーのカチッとした描写も、オールドレンズのシングルコーティングによるフレアが大きいけど色っぽいしっとりとした色表現とほぼ無限と言えるほどの表現バリエーションを得ることになります。また開放F値が小さいハイスピードレンズをオールドレンズで揃えると驚く低コストで2.0や2.8のラインで揃えることも可能です。これはとってもすごいことです。私の所有するキヤノンFL58mmF1.2はものすごい硬い描写をするのでお気に入りのレンズですが、NEX-VG10と早くペアで試してみたいです。Bionz CMOSセンサーと40年前のレンズの組み合わせ…、考えるだけでワクワクします。オールドレンズの特性を活かしたスティルの絵作りは今大ブームなので、動画の方にもこれから流行るかもしれないです(ひょっとしてですが)
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満員の会場
今日はアビッド・テクノロジーさんのイベント " Avid Post NAB 2010 " に出展参加してきました。流石にノンリニア編集のパイオニア企業のイベントらしく参加者の皆さんのお顔を拝見すると有名な方が多く緊張しました。2回に分けて開催されたのですが、両方共に満員御礼で大いに盛り上がりました。 当社は6月上旬に発売予定のMedia Composer Software v5に対応したマトロックスMXO2 Miniの展示とご来場者の方々への説明担当として参加です。デモセッションが終わるやいなや、多くのユーザー様が展示場所へおいでいただきたくさんお話をお聞かせいただきました。 次回の5月21日大阪会場も当社は馳せ参じます。 ご参加されますお客様とお会いできるのが楽しみです。
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暗闇に浮かび上がる MXO2 MiniとMC5
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セットで展示のソニーさんの有機ELモニター

続いて、RED純正のメモリーメディア・アクセサリーのRED STATIONです。各メディアに対してモジュール構造になっています。また一番下のREDバッジが付いたモジュールは電源で、ここから各メモリーリーダーモジュールが電源を供給されています。

電源は専用ケーブルでデイジーチェーンされて接続します。今回会場にはREDMAG1.8"、REDMAG2.5"、RED CF、と電源モジュールが実際に動いているデモ機を含め展示されていました。

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実際にMacProの上に設置。かなりコンパクト。

 

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NAB会場を後にして一路モノレールでMGMグランド終点駅まで移動。さてこれからはTropicanaホテルで開催の " RED DAY "に参加です。

まずは皆さん注目の小型・低価格カメラ " SCARLET " です。

レンズ固定型、SS35、FF35の三機種と専用のRED Mini マウントレンズとビューファインダー " EYE BOMB " がショーケースに収まってました。もう実動可能な状況に見えました。

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正面(左)と背面(右)

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レンズ固定型(左)とレンズ交換型(右・左の奥にはRED Miniマウントを装着した機体が見える)

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RED Miniマウントを使用したScarlet

デジタルシネマプレーヤーのRED RAYもショーケースの中ですが展示されています。デザインがかなりの強面で格好イイです。REDがデザインするとプレイヤーもCOOLです。

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2台のRED RAYが正面と背面を向いて二段重ね

各種信号端子にはTC入出力、ゲンロック入出力、4Kビデオ出力(4本のBNCでひとつの画面となる)、4つのDVI(4本のDVIでひとつの画面となる)、HDMI出力、アナログオーディオ1〜8ch、アナログオーディオ9~16ch、RS422、GPIO、2系統のイーサネットが装備されていて4Kプロジェクターに対応するのみならずシアターでの使用も念頭に入れたインターフェイスを完備しているのが印象的。REDはシアター設備の分野にも乗り出すのでしょうか?

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4K VIDEO出力端子のアイコンが印象的

使用できるメディアはREDMAG、CF、SDカード(!)の三種類。SDカードが使用できるのには少々驚きました。将来のREDカメラの収録用に対応するかもしれませんね。現時点では汎用性が高く低コストなので、完成した作品の輸送用メディアではなく、途中経過を確認するラッシュ用途のように感じました。

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メモリースロットの他にFWやUSB2.0も装備

操作は液晶タッチスクリーンを装備しインターフェイスのレイヤーが深いところまである可能性を感じさせます。どのような機能が装備されているのかはショーケースの中なので分かりません。また説明員も着いていない展示だったので尋ねることもできませんでした。

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ハイエンド機のEPICは動作機が多数準備(5台ぐらいあったように思います)、説明員のまわりには大きな人垣が出てます。とにかくすごい人だかりで、ここに掲載しました写真を撮るのに展示機に近づくまで40分もかかるぐらいで、REDが以下に現代のシネマコンテンツ制作に於いて注目されているのかが良く判ります(他社は簡単に新製品に近づけ試し放題です)。

システムアップされたEPICは遠隔操作のREDMOTEやREDオリジナルマットボックスが装着され、様々な撮影条件にマッチ可能であることを如実に語っています。

最後には会場内に持ち出されて参加者に触らせてくれました。なので、すぐに大騒ぎになります。

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4月14日の閉場後の18時から事前参加登録した参加者限定でアビッド・ブースにてキヤノンUSAとマトロックスが協力した合同デモが開催されました。

アビッドのアンガス・マッケイ氏が最初に挨拶し「キヤノンの新しいXFフォーマットにいちはやく対応したMediaComposer ver5.0は記録されたメモリー内のデータにリアルタイムにアクセスしファイル変換の待ち時間なしに素材として使用できる」とv5ソフトとXF規格のコンビが新しいワークフローの本命であると説明。

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続いてキヤノンUSAのジョー・ボガーツ氏が「われわれのXFフォーマットにいちはやく対応してくれたアビッド社に感謝している。また有名なマトロックスMXO2 Miniがアビッド製品に対応するということは我々のワークフローのアレンジがまたひとつ強力な可能性を得た事になる」と今回のコラボが非常に魅力的だと述べていました。

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最後にマトロックスのフランチェスコが壇上に。「我々の製品がアビッド製品に対応したことはこの上ない喜びである。ノンリニアの扉を開いたパイオニアに認められたことは、我々の顧客のみなならずビデオ編集に従事しているすべてのクリエイターに大きなニュースとして記憶されるだろう。我々は今回のパートナーシップをより強固にするためにあらゆる手段をとってより魅力的な機能の開発に勤しんでいく」と所信を表明。ここまで強いメッセージをアビッド社側は予測していなかったのか、大きな拍手が起こります。

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続いてデモを開始。キヤノンXFカメラで会場をアンガス氏が簡単に撮影(結構絵心がある人らしくアングルや露出をまともに調整)。そのデータをそのままCFカードリーダーに接続しv5ソフトで直接読み込み。50Mbpsのハイレート画像なのでSNに優れた素子の特性と相まってかなりつややかな映像が再生されてます。 「そしてこのモニター出力はMXO2 Miniから出力されたHDMI信号です!」ちょっとオーバーにアンガス氏が紹介するとまたもや拍手が。拍手してくれてました参加者の入場バッヂを見たところ黄色(展示会のみ入場可)のバッヂが多かったので既存のアビッドユーザーが喜んでくれたと思えます。続いてアンガス氏は「我々がMXO2 Miniを選択した理由の一つがHDMI出力にモニターキャリブレーション機能が内蔵されていることだ」と言いますとデモンストレーターが機能を紹介。

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最後にゲストユーザーが作成したショートムービーを披露してデモは終了。

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このあとブース内で簡単なパーティーとなりました。ハイネケンといちごを摘みにいろんな話を聞くことが出来ました。

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